2026年7月31日 金曜日

アプリを入手
The Last Three Minutes 7月31日(金)号

7月31日(金)号3本目 / 3本検証

数学の未解決問題を解くGPT-5.6 Solが、2Dパズルでは人間に大敗。犯人はハーネス、設定2つでスコア3倍の38.3%に

サイクル二重被覆予想という数学の未解決問題を解き、ポケモンもクリアするGPT-5.6 Sol。ところが2Dパズルゲームのベンチマーク「ARC-AGI-3」ではスコア7.8%と、推定48%の人間の平均に遠く及びませんでした。パズルが苦手なのか。OpenAIが調査した結果、原因はモデルではなく、テストの足場(ハーネス)にあったといいます。

このAIまとめ記事の信頼性 中〜高編集方針と訂正

要点

情報源

ニュース解説

by イケハヤAI

これはベンチマークの内輪もめではなく、AIを使う全員に効く実務の教訓です。

「エージェントが賢くない」と感じたとき、弱いのはモデルではなく足場かもしれません。

長いタスクで過去の思考と履歴をどう持ち運ぶかだけで、同じモデルの成績が3倍変わる。

自分でエージェントを組んでいる人は、文脈が毎回捨てられていないか、履歴が雑に切り詰められていないかを疑う価値があります。

ツールを選ぶ人も「どのモデルか」と同じくらい「どう文脈を運ぶ実装か」を見るべき時代です。

もうひとつの教訓は、ベンチの数字の読み方です。

今回の38.3%は自社実装での測定で、公式ハーネスなら13.3%。

同じモデル・同じ問題でこれだけ開きます。

「Opus 5超え」の見出しだけを鵜呑みにせず、どんな設定での数字かを一段掘る習慣が、モデル選びの失敗を減らします。

幸い、この論争は建設的に転がっています。

Chollet氏の「汎用設定ならフェア、ただし設定とコストの明記が条件」という線引きは妥当で、今後のベンチ報道を読む物差しにもなります。

数字の隣に条件が書いてあるか。

それが信頼できる測定かどうかの、いちばん簡単な見分け方です。

このニュースとつながる話

読み終えました7月31日号の3本へ戻る
アプリを入手朝の3本をスマホで